性感染症の中で最も多いとされているクラミジア感染症。
実はクラミジア感染症が原因で不妊となってしまうケースもよくあるんです。
ここではクラミジア感染症の症状や原因、治療法、クラミジア感染症に感染していても妊娠は可能なのか?など気になる疑問について詳しくご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
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クラミジア感染症とは?

クラミジア感染症はクラミジアトラコマチスという微生物によって起きる性感染症です。
クラミジア感染症にかかっている人と性行為をすることで粘膜に感染し、感染してから数週間で発症します。
クラミジア感染症になると、女性の場合は子宮頸管に感染して炎症を起こします。
今やクラミジア感染症は性感染症の中で1番感染者数の多いものになっていて、特に10代~20代の人に多い感染症です。
男女問わず、誰でも感染する可能性があります。
クラミジア感染症の症状は?





クラミジア感染症になるとまず頸管炎が起こり、少しだけおりものが増加することがありますが、その他の自覚症状はほとんどないため、感染していても気づかないケースがほとんどです。
そして気づいた時には卵管の炎症により卵管周囲の癒着を起こしていたり、卵管が塞がってしまうなどの障害を引き起こし、不妊症や子宮外妊娠の原因になることもあります。
このころになると下腹部痛が現れる人もいますが、症状が全くない人も多くいます。
そしてさらにクラミジア感染症を放っておくと子宮内膜から卵管へ、そして腹腔内にまで感染が広がってしまい突然下腹部の激痛を訴え、救急車で運ばれるというケースもあります。
10代や20代の若いころに感染していて検査を受けることなくそのまま放置し、不妊検査をした際にようやく診断されたということもよくあるそうです。
クラミジア感染症を放っておくと赤ちゃんにも影響を与え、出産前に治療しておかないと赤ちゃんが結膜炎や肺炎を引き起こす可能性もあるため早期の発見、治療が求められます。
クラミジア感染症の原因は?

クラミジア感染症はクラミジアトラコマチスという細菌が原因で感染します。
クラミジア感染症の原因の多くは性行為で、性交を行うことで尿道や子宮頸管に感染し、知らず知らずのうちに進行していきます。
また、喉への感染もあるため、性器同士の接触がなくても感染することもあります。
感染しても自覚症状がほとんどないため気づかず、パートナーが変わるごとに次々と感染を広げてしまうという危険性がある病気です。
クラミジア感染症の検査方法は?

クラミジア感染症の診断を行うには女性の場合は尿や子宮頸管の分泌物を採取して検査します。
男性の場合は尿か尿道になる細胞を採取して検査していきます。
またクラミジア感染症は喉から感染することもあるので、喉の感染が疑わしい場合は男女ともに喉の奥を擦って細胞を採取して調べます。
クラミジア感染症は血液からも調べることができますが、血液検査でわかるのはクラミジアの抗体があるかどうかということなので、過去に1度でも感染したことがあれば、毎回陽性と出ます。
そのため、陽性と出ても現在感染しているのか治癒後なのかの判断が難しいです。
過去に感染したことがあるかを調べるには血液検査が有効ですが、現在感染しているかを調べたい場合は尿や子宮頸管の分泌物を採取して検査を行う必要があります。
最近では、自宅で自分で検査できるキットがインターネットで販売されていますので、わざわざ病院へ行かなくても済み、病院で検査することに抵抗がある人も気軽に検査できるようになっています。
クラミジア感染症の治療法

クラミジア感染症になったら抗生物質を約1週間服用します。
抗生物質の飲み忘れによる不完全な治療を行わないように注意しましょう。
そして服用後に再度検査をして結果が「陰性」になっていれば完治となります。
また、クラミジア感染症の治療をした人は、数か月後に再度検査を行って感染が続いていないかを確認すると更に安心です。
しかし、クラミジア感染症で気をつけてもらいたいのは、自分だけが治療をして治してもパートナーがクラミジア感染症に感染していたら性行為により再び感染してしまうということです。
クラミジア感染症になったらパートナー二人で検査を行い、一緒に治療していく必要があります。
クラミジア感染症に感染していても妊娠することは可能?

クラミジアに感染していたら、すぐに抗生物質を服用し治療することで妊娠することは可能です。
ただ、クラミジアに感染していることにずっと気づかずに放置してしまい、すでに卵管癒着や卵管閉塞を起こしてしまっている場合、自然妊娠することは難しくなります。
卵管が癒着や閉塞を起こしてしまうと、卵子を精子が卵管を通れず、受精もできないからです。
この場合は、タイミング法や人工授精ではなく体外受精が選択されます。
体外受精は体外で精子と卵子を受精させてから子宮内に戻すため卵管が必要ないからです。
実際に多くの夫婦が卵管癒着や閉塞により体外受精の治療法を選択しています。
しかし、どうしても自然妊娠したいという場合は、手術を行って卵管の閉塞や癒着を治療していかなくてはいけません。
その手術として行われるのが卵管鏡下卵管形成術(FT)です。
卵管鏡下卵管形成術は卵管鏡というとても細い内視鏡を膣から子宮腔を経て卵管に挿入し、癒着や閉塞している箇所を押し広げて卵管の通りを広げる手術です。
この手術を行えば高頻度で卵管が通るようになりますが、少し経つと再び癒着や閉塞が起きることがあります。
このことから、早く妊娠を希望するのであれば体外受精が一番有効とされています。

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